ちゃんぷるな日記

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伝説の最終講義

ハーバードの伝説的最終講義についてのインタビュー。

 


「一流のリーダーになるために」伝説の最終講義を語ろう:日経ビジネスオンライン

 

 抜き書き。

 

 自分を成長させるためには、大きく分けて、次の4つの方法があります。

 

専門性を高める
複雑な世界を受け入れる力を身につける
共感力を身につける
自分の価値観と信念を確立する

 

このなかで、複雑な世界を受け入れる力を身につけるとは?

 

1つは、“同時に多面的に物事を見る力”です。先ほど、ビジネスリーダーは、投資家、顧客、社員、社会に対して責任があると言いましたが、優秀なリーダーは同時にそれぞれの立場を理解することができるのです。「顧客のことを第一に考えねば」「いや投資家の方が優先する」「社会責任を重視しよう」と1つの利害関係者に注力するのではなく、異なる立場の人たちの視点を同時に考慮することができます。こうした能力は、ダイバーシティの時代にはとても重要なことです。人と適切にコミュニケーションをとり、正しい判断をするためには、自分自身の意見をきちんと持った上で、全体を多面的に見ることが不可欠なのです。

 

 もう1つは、“曖昧性を許容する力”です。自分でコントロールできない状況を許容するように自分自身を仕向けるわけですから、とても身につけるのが難しい能力です。常に欲しいものは全部手に入ると考えている人は良いリーダーにはなれません。世の中に完璧な状況などなく、望みがすべてかなわなくとも良しとする忍耐力と決断力を持つことです。

 

さすがに、伝説だけあって、難しいことさらっと言ってる。